「幸せ」って何だろう。
「幸せ」はどこからやってくるのだろうか。
どういうときに、自分は「幸せ」だと感じるのだろうか。
宝くじが当たったとき、第一志望の大学に合格したとき、意中の相手と付き合うことになったときなど、何か特別にいいことがあったとき、「幸せ」だと感じるのかもしれない。
では、「幸せ」は何か特別にいいことがないと感じられないものなのだろうか。
例えば、朝起きて、会社に行って、仕事をして、家に帰るといった生活を送っていて、「何かいいことないかなあ」と言っている自分は、不幸なのだろうか。
夜、雨や風を気にせず眠れる家がある。だから、朝、目を覚ますことができる。
勤め先がない人がいる中で、それでも、今の自分を雇ってくれる会社がある。だから、「会社に行く」ことができる。
会社が仕事を取ってきてくれる。だから、自分は今日も、やるべき仕事に向き合うことができる。
夜でも安心して歩ける道や、時間どおりに動く公共交通がある。だから、自分は今日も、無事に家へ帰ることができる。
これらのことは、日々、「当たり前」のようにやっていることかもしれない。だが、こうして考えてみると、日々の生活を送ることができていることは、大変「有り難い」ことだと、感じられる。
この「有り難い」ことこそが「幸せ」なのではないか。
「幸せ」はどこからやってくるのだろうか。
「幸せ」は自分の外側からやってくるのではなく、自分の内側からやってくるのではないか。
何か特別にいいことがあって「幸せ」というよりも、日々の生活の中で「小さな感謝」を見つけていくこと。それこそが「幸せ」の出発地点なのではないか。
「幸せ」か「不幸」かを分かつのは、「小さな感謝」を見つけようとできるかどうかではないか、と私は思う。
自分は「不幸だ」とか、「ついていない」と思ってしまったとき、「ありがとう」と、心の中で呟いてみてはどうだろうか。
